雨のときだけ現れるストリートアート
ストリート・アーティストが歩道に描く雨の魔法
「Always Dry」という防水スプレーの一種があります。
靴やカバンなどに吹きかけると、水を弾くようになる便利グッズです。
この商品を歩道に吹きかけるとどうなるか?
The untreated surface darkens color when wet, while the treated areas stay dry and don't change color.
コンクリートやアスファルトの路面は雨に濡れると普通色が濃くなりますが、この商品を吹きかけることによって(水を弾くので)そこだけ色が変わらなくなる。
この特徴を生かしたストリート・アートを生み出したのが、アーティストのPeregrine Churchさんです。
路面が乾いているときには何も見えないが。
これはもう実物を見ていただくのが早いでしょう。
左が路面の乾いているとき、右が濡れているときです。
普段は何の変哲もない歩道に、雨のときだけこんなアートが現れます。
しかもこのアート、意外と「保つ」らしく
The art lasts four months to a year, depending on the surface and foot traffic,
路面や通行量次第だが、4ヶ月から1年は保つとのこと。
Peregrine Churchさんの住むシアトルは雨が多いことで有名ですが、雨を使ったこのアートもシアトルの名物になってくれるといいな。
Peregrine Churchさんはそう望んでいるそうです。
英語ニュースアプリ「enticle」
今回紹介した記事も配信中。